今年も秋田県大仙市で開催される大曲花火競技大会に行ってきた。
今年で4年連続見に行っている。
テレビ中継もあるから家でゆっくり見ていればいいのだが、一度本物を
見てしまうとテレビの映像では物足りないのだ。
雄物川河川敷の会場に着いたのが、14時前だった。
空はどんよりと曇っている。そのせいか人も例年よりは少ないかも。
昨年はカンカン照りで暑くて暑くて熱中症になりそうだったのに、
今年は涼しい、いや寒い。ババヘラアイスやビールより、熱燗が欲しい!
という気分だった。
17時から昼花火、18時50分から競技大会開始となるのだが、
15時過ぎ頃から雨がポツポツし始めた。
弱い雨だからいいかと思っていたら、途中からは本降り。
なんか我慢大会のように雨に打たれながら開始を待った。
寒さに耐えてようやく17時、昼花火の部が始まった。
いつも夕日に照らされながらなのに、今年はどんより暗い空だったので、
普通の花火のように見えて面白い。
そして昼花火が終わると、ついにどしゃ降りになった。
もうビニールシートに水溜りができるくらい。
さすがに子供連れとグループや、近くから来ているであろう方たちは
立ち上がって撤収して帰ってしまった。
私達も帰りたいけど、ここで帰ったら意味が無い。
そして、競技大会が始まる直前に一旦雨はやんだが、その後も降ったり
止んだりを繰り返していた。
寒さと雨に耐えた後の花火は美しかった。
最初に来た年は、ただ綺麗というだけでしか見ていなかったが
今では、ちゃんと三重芯になっているかとか、ちゃんと丸くなっているか
とか、少し深いところまで見て楽しんでいる。
お目当ての大会提供花火を見て拍手喝さいをしたところで、感動の余韻に
浸る間もなく、私達は会場を後にした。
最後まで居たら駅までの道のりが大混雑になるので、仕方ない。
というより寒いし雨に濡れているし、この辺りが限界だった。
来年は、晴れたら見に行くことにしよう。